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世界最大のインタラクティブ祭典SXSW2013直撃レポート~後編~


 

前編は、

SXSWの概要とアドバイス的なことを綴りお伝えしました。
さて、後編は、SXSWでは実際にどのような事が行われ、
どんなモノを見ることができるのかといった内容を紹介したいと思います。
SXSWは、作品を出展する、またはスピーカーとして登壇する、見に行く、
各部門どれをとっても当てはまります。
今回は、INTERACTIVEについて詳しくレポートしますが・・・。

 

まず、中心となるオースティンコンベンションセンター(以下ACC)では、

keynote(基調講演)が行われます。

ACC Exhibit Hall 5は最大の会場で、

とても広く特に話題で人気のコンテンツやスピーカーによるセッションが行われ、

日本からはMITメディアラボ所長の伊藤 穣一(Joichi Ito)氏による、

keynoteが注目を浴びるなど話題のセッションもありました

 

その他、

WEB(World Wide Web)を作ったTim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏や、

フェイスブックに最初に投資をしたPeter Thiel(ピーター・ティール)氏など様々なkeynoteが行われ、

特に超満員となった、Elon Musk(イーロン・マスク)氏のkeynoteは終始拍手と笑いに包まれ盛り上がっていました。

 

このkeynoteでは終盤に質疑応答の時間が設けられており、

参加者が直接質問できるチャンスがあります。

質問をTwitterで投稿し、スピーカーがそれについて回答します。

 

ちなみにACCでは、

おそらく現地でしかなかなか変えないTシャツやキャップ、

バッグ、パーカーなどのSXSWグッズも販売されており、

3日目あたりになると商品もかなり減り、パーカーは品切れ状態まで好評でした。

 

 

その他、2,000近くあるセッションは、

ダウンタウンにある各有名ホテルが会場となり、

気になるセッションへ向かうといった感じです。

このセッションですが、

各ホテルごとで各テーマが、または類似したテーマが集まります。

例を挙げると、

ACC近くのHillton Hotelでは、Lean Start Upのセッションが1日中開催されています。

ずっとHilltonにいてセッションに参加すれば、Start Up関係はほぼ網羅できるでしょう。

 

 

セッション会場となるホテル以外も、

ストリート沿いでは、

大手で言うGoogle VillageやLeap Motion、Mashaableなど、

多くのブースが設立され賑わいをみせていました。

これらのブースは、

インタラクティブ期間中ずっと開かれているわけではないので、

見かけたらすぐに入ることをオススメします。

 

 

ACCのダウンタウン中心会場から少し離れたPalmer Events Centerでは、

Gaming Expoブースが開催されており、NintendoやGreeなど多くのゲーム企業が集り、

非常にエキサイティング溢れる雰囲気だった。

 

 

また、同会場、

アメリカのデザイン会社FrogによるThe Interactive Opening Partyが開かれるなど、

初日から盛大な勢いでスタートを切った。

 

 

そして、SXSWの夜は長い・・・。

6th streetが歩行者天国になり、

通りの店からは、生ライブのサウンドやクラブサウンドのビートが遠慮なく鳴り響く

TwitterやPaypalなど、連日、さまざまな企業がパーティーを開催しており、

オースティンの街は、深夜2時くらいまで眠らない。

 

 

私たちが、SXSWで実際に体験し気になったのが、ミートアップです。

ミートアップというのは、実際に交流をして話したりすることなのですが、

タイミングが合えば、著名人や有名人に会えます。

私たちも、

WEB(World Wide Web)を作ったTim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏

のミートアップに参加した際に、本人に会い、話すことが出来ました。

有名な人でも、目の前で話せる状況を作れるということに正直驚きでした。

チャンスの可能性が無限に広がります。

 

 

3日目からは、

レジストレーションであった場所がトレードショー会場に変わります。

トレードショーとは、

セッションと違い自分で気になるブースを回れるので、

コミュニケーションもとりやすく説明も丁寧に受ける事もできます

 

 

Amazon、NewYorkTimes、Gettyimages、IBM、Wordpress、beam、SONYなど大手もブースを展開。

 

 

日本の国旗のエリアには、

Factory.org、Telepathy、Grafic、Open pool、初音ミク(クリプトン・フューチャー・メディア)、

HiCatch、Fx Cameraなど日本からも多くのブースが出展し、盛り上がりを見せていました。

 

 

頓知ドットの元CEOであり、「セカイカメラ」を開発した井口尊仁氏も

トレードショーブースでウェアラブル・コミュニケーション・デバイス「Telepathy One」を発表。

 

この後、4日目、5日目も引き続き、各セッションが続き、

SXSW2013のInteractive award受賞式が行われる。

 

SXSW INTERACTIVEの一連の流れ、

アドバイスなどを簡単に書きましたが、

その風景やSXSWに集まる人々とのコミュニケーションは、

実際に行かないと体験できません。

 

参加者によって、聞きたいkeynoteやセッションも、出会う人もすべて違います。

そこには、参加者ひとりひとりそれぞれのSXSWが存在します。

 

しかし、

ここで障害となるのが言葉の壁のようです。

あなたは何の仕事をしているの?と聞かれても英語で答える事ができないとか、

自分の自己PRができないなど、今回のSXSWでもかなり苦戦し、課題を抱えたという声も聞きました。

 

特にkeynoteなどは、

例え、日本語で聞いても難しい内容を話す事もあるので、

スピーカーや企業のある程度のバックグラウンドも理解していないとなかなか厳しいようです。

ですが、そういう事を気がつくきっかけになるのも、このSXSWだと感じます。

 

 

SXSWは、ITやテクノロジーに詳しい人、テック系の人だけが集まるフェスではなく、

ジャンルを問わず世界中からみんな「何か」を持ってくる、または求めて集まります。

そして、あなたは何を持ってるの?何ができるの?

といった感じでコミュニケーションの一環として商談が始まることも普通の流れなのです。

 

 

ライターを貸してくれと言ってきた人が大手会社のマネージャークラスの方だったなんてことも。

何気なく話しかけた相手が、フィンランドのstartupのファウンダーであったり、投資家だったり。

おそらくこういったことはSXSWでしか体験できないし、

自分をアピールする最大のチャンスがこのSXSWです!

 

微力ながらSXSW2013の模様を簡単に伝えましたが、

この記事を読んでいただきSXSWに興味関心を少しでも持ってもらえれば幸いです。