3/20 Hack For Japan 釜石OpenStreetMap勉強会レポート

3月 22, 2012

 

3/20 岩手県釜石市にて、復興していく被災地の店舗をOpen Street Mapに記録していく、

オープンストリートマップの勉強会/ハッカソンが開催された。(9:00から15:00)

 

 

本イベントは、復興していく被災地の店舗をOpen Street Mapに実際に記録していき学ぶ実践型勉強会。

各地から被災地地方から集まった参加者は、記録する方法を覚えて、地元で実践することとなる。

 

●OpenStreetMap(OSM)とは
OpenStreetMap(OSM)は、道路地図などの地理情報データを誰でも利用でき るよう、フリーの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクトです。誰でも自由に参加して、誰でも自由に編集でき、誰でも自由に利用する事が出 来ます。本サイトは、日本語での情報提供や相互互助の支援を行っています。 編集は、本家サイトOSM.orgで行うことができます。(http://openstreetmap.jp/より引用)

 

 

本イベントは、Hack For Japanのコミュニティ内のイベントとして開催された。

 

Hack For Japanとは、【コードでつなぐ。想いと想い】というコンセプトを持ち、東日本大震災に対し、自分たちの開発スキルを役立てたい”という開発者の想いを形にするために生まれた、開発者を中心としたコミュニティ。

 

岩手県の方(特に三陸に在住の方)を優先して申し込み受け、

当初定員 20名 だったところ、応募が殺到したため、急遽40名枠での募集を切り替えるほどの人気。

 

岩切さんのあいさつによりイベントがスタート。

講師の、古橋 大地さん(マップコンシェルジュ有限会社取締役社長 )と関 治之さん(合同会社Georepublic Japan CEO / sinsai.info 総責任者)により進行された。

 

 

まずは、Open Street Mapの優位性・必要性を話す。

その中でも、オープンで誰でもシェアできる点や、無償で使用できる事、編集の反映速度が速い点などが挙げられた。

震災により被災地各地で、再開した店舗などの状況を伝える方法として、手書きの地図などが使われていた。

Open Street Mapがあれば、それらの情報も、デジタルデータとして正確な地図上に反映・共有できると言う。

 

その後、Open Street Mapのアカウント取得方法と、収集する情報の詳細について解説が始まる。

 

 

みなさん真剣に聞き入っていた。

今、多くの人がこの方法を知ることができれば、今後、災害が起きた際でも、今後は速やかに、情報共有ができると感じた。

東日本大震災より前に、この方法がデモンストレーションされていれば・・・と思う。

 

一通り、説明を終えると、約40名の参加者がそれぞれ10組に分かれて、

釜石周辺を散策しながら、GPSロガーとメモ帳を片手に、復興した街の状況のリサーチを開始。

 

 

勉強会開催場所周辺は、被災後、商店など再スタートしているお店も多く、

今回は、会社や企業を除き、店舗や自動販売機、バス停などに焦点を絞り、リサーチを行った。

勉強会会場のすぐ近くでは、プレハブ仮設の商店街などがあり、震災による被害のすさまじさを感じる。

プレハブの商店街には、地元で有名なお菓子屋さんなどが入居し、販売をスタートしていた。

 

 

また、リサーチの途中で、地元新聞社の記者により、インタビューが行われる場面も見受けられた。

リサーチ途中、釜石新聞記者の質問に答える、岩切さんと古橋さん。

 

 

午後、お昼を取った後、各2箇所に分かれて、

調査した情報をOpen Street Mapに入力する作業を開始。

慣れない入力作業に戸惑う人もいたが、みな真剣に取り組んでいた。

 

 

14:00、皆さんが一箇所に集まり、最後のまとめや質疑応答など行い本イベントは大盛況に終わった。

 

本イベントは、岩手県の方のIT技術者・開発者を中心にして募集していたが、

被災していないエリアの技術者も多く参加すべきだと感じた。

まず、被災している地域を実際の目でみること。そして、現地の人の話を聞くことは、重要だと感じた。

テレビなどで観る映像とまったく違う面を見ることができる。

もし、今度は、自分の住む地域が災害にあったら・・・。何を準備しておくべきだろう。

そのように考え今動くことも大切だ。

IT技術者・開発者で何かしら復興支援したいと思って人は多いと思う。

どこでもネットがあればクリエイティブにモノを作り出せるのも、IT技術者の特権だと思う。

今、実際の状況を知り、何が自分にとって、何が出来るのかを考えていき、アジャイル的に関わる。

そんな形で形で、輪がどんどん広がっていくことを期待したい。

 

最後に、帰りの、車の中で、岩切会長の忘れられない一言が、

被災した人はみな同じでないと言う。家族を探しに行き、亡くなった人方。

上に逃げることを認識せず、亡くなった方。

『被災した人には、それぞれのドラマがある』

心に刺さる。

私たちの活動が、明日の人との絆となる。

この言葉をかみ締めながら、本レポートを終えたい。

 

■Hack For Japan

http://www.hack4.jp/

 

■Hack For Japan facebookページ

https://www.facebook.com/groups/hack4jp/

 

 

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